令和6年度診療報酬改定の対応は順調でしょうか?6月1日より施行されています。対応にお困りな医療機関様はぜひお問合せください。各医療機関に合わせて柔軟に対応していきますので、よろしくお願いします。
さて、今回は職員退職の原因と解決策などについて一部ご紹介したいと思いますが、今回のテーマにしたのも最近では多くの相談があり、医療事務職員が辞める原因について知っておく必要があると思ったからです。原因もわからないまま引き止めても離職の原因は根本から防げません。職員が辞めない職場の環境づくりをしていきましょう。
【主な原因の一例】
院長がスタッフの雇用に慣れていない、人間関係や職場の雰囲気が悪い、昇給や賞与などのルールが曖昧で給料が安い、激務で休みが取れない(有給休暇含む)、
ワークライフバランスが悪い、院内が古く清潔感がない、医療機器や業務システムが古い、患者からの評判が悪い、仕事にやりがいを感じられない。
【職員を大事にしない医療機関の特徴】
スタッフへの指示が多すぎる、福利厚生が充実しすぎている、定期的な面談で満足してしまう、経営理念がスタッフに浸透していない
【職員が辞めるのを防ぐための解決法一例】
職員とのコミュニケーションを円滑に取る、スタッフの教育制度を整備する、適正な労働条件や給与を見直して福利厚生を整える、築浅・キレイな建物を選ぶ、
清掃業者に依頼して清潔感を維持する、医療機器・業務システムを最新版にアップデートする、やりがいを感じてもらうためのサポートをする、スタッフの人数は余裕を持って多めに採用する、スタッフなしでは運営できないことを意識する、雇用する前に適性検査を導入する
医療機関の安定した運営には、職員の協力が絶対に必要不可欠です。院長がしっかりと自分を見て理解し、信頼されていると実感できればモチベーションも保てます。また、気持ちよく働けるような、職員が辞めない職場の環境づくりも意識してみてください。