レセプトコメントコードについてのお話させていただきます。そもそもレセプトコメントコードとは?と周知がされていない病院やクリニックがあるようです。正式名称は【レセプト電算処理システム用コード】です。これは以前から定められてはいましたが、2020年4月の改定で各記載事項において電子レセプト請求の場合に選択して入力するためのこのコードが1700個以上が追加された。これは2020年10月診療分(11月請求分)から適用となっている。392個のコードでは算定理由などのテキスト入力が求められ、357個のコードでは算定開始日などの年月日のテキスト入力が求めれらている。つまり、今後は運用の徹底がはかられ、使用しているレセコンで適切にコード選択・入力をしないと返戻の対象となるため、知らなかったでは許されない注意事項となっている。レセコンは基本的にはコード入力に対応しているはずだが、使用しているレセコンがフリーコメント入力なのか、コード入力なのか又は両方が可能なのかをレセコン業者へ確認を必要とします。また、事例として両方可能な場合にコード選択をせずにフリーコメント入力すると不備として返戻されることもあるようです。まずはきちんと業者へ確認をしてご使用しているレセコンの対応を把握しましょう。その後に診療内容に沿って必要なコードをピックアップし記載漏れがないように注意しましょう。